君のとなりで、恋をする
──夕暮れ。校門。


勉強を終えて外に出ると、結城先輩がそこにいた。

待つのが当然のように、軽く手を上げて。


「行くぞ」

「え……どこにですか?」

「決まってんだろ。勉強。テスト前だしな」



向かったのは近くのファミレスだった。

ドリンクバーのグラスを前に、並んでノートを開く。


「ここ、解き方違ってる」

「えっ……あ、ほんとだ」



自然に肩が近づいて、胸のざわめきが止まらなかった。







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