君のとなりで、恋をする
──夜の駅ホーム。
電車を待つ時間。
結城先輩と並んで立っているだけで、心臓が騒ぐ。
「めっちゃ集中して勉強してたな」
ふいに低い声。
「えっ……?」
思わず顔を上げる。
「ノート。めちゃ真剣に書いてただろ。
……ちょっとはこっちも見ろよなって思ってた」
さらっと言うその声音に、胸がきゅっとなる。
「み、見てたんですか!? そ、そんな……!」
赤面して慌てる私を見て、口元だけで笑う。
「当たり前だろ。……俺、お前しか見てねぇし」
── 一瞬、空気が止まった。
ホームにいた生徒たちが思わず振り返るほどの爆弾。
私は言葉を失い、ただ顔を覆うようにうつむく。
「……な、なに言って……!」
声が裏返った。
「事実言っただけ」
余裕の笑み。その視線は逸らさず、まっすぐに。
電車のライトが近づく音が響く中、胸の鼓動はもう、どうにもならなかった。
____
電車を待つ時間。
結城先輩と並んで立っているだけで、心臓が騒ぐ。
「めっちゃ集中して勉強してたな」
ふいに低い声。
「えっ……?」
思わず顔を上げる。
「ノート。めちゃ真剣に書いてただろ。
……ちょっとはこっちも見ろよなって思ってた」
さらっと言うその声音に、胸がきゅっとなる。
「み、見てたんですか!? そ、そんな……!」
赤面して慌てる私を見て、口元だけで笑う。
「当たり前だろ。……俺、お前しか見てねぇし」
── 一瞬、空気が止まった。
ホームにいた生徒たちが思わず振り返るほどの爆弾。
私は言葉を失い、ただ顔を覆うようにうつむく。
「……な、なに言って……!」
声が裏返った。
「事実言っただけ」
余裕の笑み。その視線は逸らさず、まっすぐに。
電車のライトが近づく音が響く中、胸の鼓動はもう、どうにもならなかった。
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