【第一部完結】転生幼魔女は生き延びたい!~唯一無二の力はナイショだよ〜
『僕は、僕の大切な住処を奪った奴らを許さない。人間は自然を破壊する、忌まわしい存在だ』
「……ごめんなさい。おなじ、ひととして。あなたに、こころから、しゃざいします。──そして、ちかいます」
深々と頭を下げたセレスティアは、顔を上げ、ひたむきな眼差しでルドウィジアを見つめた。
「わたしは、りょうしゅのむすめとして、このトチのしぜんを、こわさない。いっしょうけんめい、まもり、ますっ! だから、どうか、どうか……! わたしを、しんじて、くださいっ……!」
森の静けさにセレスティアの声がこだました。
その音で眠っていた鳥たちが驚いたのだろう。
バサバサッ──と、どこからともなく無数の羽ばたきが聞こえてくる。
セレスティアも、ルドウィジアも、互いを見つめたままひと言も声を発さない。
時が止まったかのような沈黙が続き、どれほど時間が経ったのだろう。
風がさああっと吹いたのをきっかけに、ルドウィジアが視線をそらして背を向けた。
次の瞬間、そよ風は突風となってセレスティアに襲い来る。
聖域に招かれた時と同じ。
だが今度は強制的にここから追い出すつもりだ。
「おねがい、まって! はなしを、きいてっ……! おねがいっ!!」
必死の訴えも虚しく、セレスティアを取り巻く風はどんどん強くなっていく。
これ以上、目を開けていられない。
息すらもできない強風にぎゅっとまぶたを閉じ、次に目を開けた時、そこにはもうルドウィジアの姿はなかった。
「……ごめんなさい。おなじ、ひととして。あなたに、こころから、しゃざいします。──そして、ちかいます」
深々と頭を下げたセレスティアは、顔を上げ、ひたむきな眼差しでルドウィジアを見つめた。
「わたしは、りょうしゅのむすめとして、このトチのしぜんを、こわさない。いっしょうけんめい、まもり、ますっ! だから、どうか、どうか……! わたしを、しんじて、くださいっ……!」
森の静けさにセレスティアの声がこだました。
その音で眠っていた鳥たちが驚いたのだろう。
バサバサッ──と、どこからともなく無数の羽ばたきが聞こえてくる。
セレスティアも、ルドウィジアも、互いを見つめたままひと言も声を発さない。
時が止まったかのような沈黙が続き、どれほど時間が経ったのだろう。
風がさああっと吹いたのをきっかけに、ルドウィジアが視線をそらして背を向けた。
次の瞬間、そよ風は突風となってセレスティアに襲い来る。
聖域に招かれた時と同じ。
だが今度は強制的にここから追い出すつもりだ。
「おねがい、まって! はなしを、きいてっ……! おねがいっ!!」
必死の訴えも虚しく、セレスティアを取り巻く風はどんどん強くなっていく。
これ以上、目を開けていられない。
息すらもできない強風にぎゅっとまぶたを閉じ、次に目を開けた時、そこにはもうルドウィジアの姿はなかった。