君の事好きになっても良いですか?

晃、理央君と仲悪いのかな?
と言うか晃が私の手を引っ張った時、
ちょっと力が強かったなぁ。
て言うか私、晃と距離感近いの?
幼なじみで常に一緒だから
そお言うもんだと思ってたのだけど、
晃は違うの?
理央君も近くに居たいなんて言うけど、
みんな、理央君の近く居るんだけど
それも違うのかな?
なんだか難しくなってきちゃった……。
私はみんなが楽しく仲良くしてくれたら
良いんだけどなぁ。
私はシフォンケーキの準備をしながら
そんな事を考えていた。



「琴音、さっきは悪い。」


「晃!?」


「手伝いに来た。」
「さっきはごめん、場の空気」
「乱してしまったのと無理やり」
「手を引っ張ったりして。」



「手伝いに来てくれてありがとう!」
「さっきの……うん、全然大丈夫だよ。」
「ただ、心配だよ……晃今日ちょっと」
「様子がおかしいし。」



「俺さ、最近焦ってんのかもな。」
「琴音を困らせたくはないけど、」
「俺、決めたんだよ行動に移すって。」


そう言いながら晃はシフォンケーキを
各お皿ごとに並べてくれた。


「行動?」


行動?なんの行動?
さっきの手を引っ張ったりしたのも
関係があるの?
私には難しいなぁ……晃が何を考えている
のかわからない。


「ねぇ、晃なんか悩んでるなら」
「相談してね。」


「わかんない?」


そう言って晃はグッと私の顔に近付く。
それはもう、おでこがぶつかるぐらいの
距離でこんなに晃を間近で見るのは
初めてかもしれない。
晃の整った顔がまっすぐ私を見つめる。


「晃!?」
「ちょっと、近いよ///」
「もうちょっと離れて。」


「嫌だと言ったら?」



「何でそんな意地悪なの!」



「琴音が鈍感だからだよ。」



「鈍感?私の何が鈍感なの?」





俺は、途中晃がリビングに行ったきり
部屋に戻って来ない事が気になって
しまいトイレに行く口実を作り、
千歌ちゃんにトイレに行くと言って
部屋を出た、するとリビングにいた
晃は琴音ちゃんにグッと近付き、
今にも告白する勢いだった。
心の中がモヤモヤしてヤキモチが
妬いてしまう。
嫌だ…晃に取られたくない。
だから俺はそれを止めに入る。


「はーい!ストップ!」
「晃、琴音ちゃんが困ってんの」
「わかんない?」



「理央……何だよ。」
「別にお前には関係な…」



「あるよ。」
「関係あるよ。」
「だから琴音ちゃんを困らせんな。」



「2人共、一体どうしたの?」



「琴音ちゃん大丈夫心配しないで。」
「俺らの問題だから、琴音ちゃんは」
「そのままでいてね。」



「琴音、理央の言う通り心配」
「しなくて良いから。」



「それなら良いんだけど……。」
「私、2人仲悪いのは嫌だなぁ。」
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