虐げられた私が姉の策略で結婚させられたら、スパダリ夫に溺愛され人生大逆転しました。


「ウィッグ事業とかはどうでしょう? 髪の薄くなった方向けではなく、貴族たちがお洒落でつけるファッション的なウィッグをつくるのです」

私は思いを巡らせたあげく、姉に提案した。
私は刺繍サービスが思いもよらぬ需要を持っていたことからこの事業を思いついたのだ。

例えばレナード様のようなキラキラした男がパートナーで女性問題で困っていたら、彼に私のような地味な茶髪のウィッグをつけさせれば良い。

ファッション目的以外にも、パートナーの自然発光を防ぐ目的で購入する方が現れそうだ。

「ふふ、まだ貧乏くささは消えないけれどよいんじゃない? 大富豪の妻になる人がやる商売として、宝飾品店もはじめなさい」

姉が私の考えた事業にゴーサインを出してくれたのは嬉しいが、もう1つ事業をはじめろと言っている。
それにしても姉から見て私は貧乏くさいのだろう。

確かに、姉は金遣いが豪快だ。
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