渋谷少女A続編・山倉タクシー
第二章 デュランス川のほとりで

第二章の含意

映画「河は呼んでいる」の少女オルタンス。財産目当ての親戚たちに危うくデュランス川の底に沈められそうになりましたが、九死に一生を得ます。しかし現実の世の中はどうでしょう?オルタンスに見る人の愛や真心など純なるものが、人々の欲得や我執の餌食となって次々と葬られて行っているようです。格差世の昨今は特にその観が強い。当小説で河に投げ込まれた少女はその純なるものの、世の醜さの犠牲になったものの象徴です。私は…それを死なせたくない。少女の如き生き生きとした、そして溌溂とした姿となって世を楽しみ、謳歌して欲しい。その願いを↓の映画主題歌の歌詞の如くにこれ以降描いてまいります。

※中原美佐緒「河は呼んでいる」サービスです。
https://youtu.be/QkDtPIlRYcA (←コピペして聞いて)
♬~デュランス河の 流れのように 小鹿のような その足で 駈けろよ 駈けろ かわいいオルタンスよ 小鳥のように いつも自由に~♬

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