どうぞ、貴方がお望みの結末を。~死を偽装した才女と、彼女を搾取した人々の破滅の物語~
「だからなに? モレア家は今男爵家でしょ? ろくに教育を受けていない男爵家の娘に王太子妃など務まるわけがないわ。聞けば学園での成績もあまりよくないそうね。入学するのにも卒業するのにも、モレア家が随分とお金を積んだと聞いているわ。そのうえ、質の悪い下位貴族や平民とよくつるんでいるのでしょう?」
 レオノーラはルイーズについて、とんでもない誤解をしている。
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