どうぞ、貴方がお望みの結末を。~死を偽装した才女と、彼女を搾取した人々の破滅の物語~
 リリーも成績は必ず学年十指に入っている。Cクラスであるルイーズにはつらい状況となり、ロランは彼女を心配していた。
 だが、おっとりとしていて人の好いテオドールは、「やあ、人数が増えてにぎやかになったね」などとのんきなことを言って喜んでいる。
 テオドールは、肝心なところで役に立たないのだ。
(テオになりたいとは思わないが、テオくらい気楽に生きられるのは羨ましい)
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