どうぞ、貴方がお望みの結末を。~死を偽装した才女と、彼女を搾取した人々の破滅の物語~
 とにかくこのメンバーでの昼食会でロランの気が休まることなかった。

 放課後や休みの日、クラリスは王宮でロランの執務の補佐をしている。
 だが、いつの間にか官吏たちが、ロランが承認したものでもクラリスに確認を求めるようになった。
 その事実を知った時、ロランのプライドはひどく傷つく。
 最終的にはクラリスを通して選別されたものだけが、ロランのもとに送られるようになっていったのだ。
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