雨の王妃 ~私を押しのけて自分が聖女だと言ったくせに、失敗したら、生贄になると聞いた途端、私が聖女だと言ってきました~

 
 かつては緑に溢れていたのだろう森の中。
 干上がった深い泉の底にはたくさんの骨が見える。

 艶やかな長い黒髪の若き王は腰の剣を抜き、龍美の喉元に冷たい刃先を突きつける。
 龍美を見下ろし言った。

「雨を降らせるか、生贄になるか。
 どちらか選べ」

 いやいやいやっ。
 どっちも無理です~っ。

 


                             《一話目 完》



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