想いと共に花と散る
終章
「ねえ、土方さん」
「なんだ、総司」
「覚えていてくださいね」
「俺達が、生きていたこと」
「あの子が、俺達と一緒に生きていたこと」
「ああ」
「それと、もう一つ」
「俺も貴方も」
「あの子のことが好きだった」
「大切な宝物だった」
「当たり前だ」
「もしも、生まれ変われるなら」
「もう一度、お前達に」
「あいつに会いに行く」
「そんで」
「何度だって、呼んでやるさ。名前を」
「誰よりも」
「愛してやる」