再逢
綺麗な顔で見つめられ、心臓がどんどん
激しく鼓動し、これ以上は耐えられない
と目を逸らすと、長い指が私の顎を
捉えた。

『鳥山さん‥聞いてる?』

「ッ!き、ッ聞いてます!!分かり
 ました。これからは何でも支配人に
 聞きます!!」

『はぁ‥支配人‥は外では辞めないか?
 仕事の延長みたいで嫌だな。』

「そんな‥支配人は支配人ですし‥‥
 ‥‥ひ、日髙‥さんとかですか?」

『圭吾のことはずっと名前で呼んでる
 んだろう?』

ええっ!?

少しだけ意地悪く整った顔を笑って
見せる姿に、今そこで圭吾さんの事を
出す?と呆れて口が開いてしまった。

なんか‥今日の支配人‥意地悪だ‥‥

「日髙さんしか無理です!!それ以外
 はう、受け付けませんから!」

少し口を尖らせて伝えると、近付いて
来た綺麗な顔から逃れる暇もなく、また
軽く唇にキスを落とされた

「ひ、日髙さん!!」

『フッ‥‥‥今のは香那が悪い‥‥。
 さてお腹もすいたから帰ろう。』

えっ?
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