知らないことは知らないままで

謙ちゃはそう言って
そっと私の頭に手を置かれた


「えっ…?」

「よく頑張った。
羽衣はよく頑張ったな。」


謙ちゃんは小さく言いながら
頭を撫でてくれた

優しく撫でられただけなのに
私の胸の奥が…熱くなる…


「うん…。褒めてくれ、て?
ありがとう…。」


私は俯きながら答えた


「よし!一緒にご飯の準備しよっか!」


「うん!」
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