知らないことは知らないままで
俺たちはラムネを口に運んだ
シュワっと夏の甘酸っぱい味がした


「美味しいっ、謙ちゃんあのね
もしもの話なんだけどさ…。」

「うん…どうした?」

「夏が終わったて私がまた
謙ちゃんの前から居なくなったら…」

「その話はやめよ…羽衣が…
また…俺から離れるなんて…
俺は嫌だから。」

「ごめんなさい…謙ちゃん…。」

「だから俺…」

「あれ?謙太?」


どこからか俺を呼ぶ声がした

< 56 / 206 >

この作品をシェア

pagetop