彼と、花火と、観覧車
「え、真木先輩、結婚したのか?」
「知らなかったの? パーティーの連絡、夏生のところにも来てたでしょ?」
当然のように尋ねてみたけれど、彼は目を見開いたまま、信じられないと言わんばかりに首を横に振った。
「連絡来てない」
「ウソでしょ?!」
「俺、嫌われてる?」
夏生が噴き出すように笑ったのを見て、私もつられて笑みをこぼした。
彼と話すと楽しくて、外の寒さとは反対に、心の中が温かくなってくる。
「ごめん。会場でメッセージしたらよかったね」
こんなことなら、「今日は来ないの?」と、あのとき連絡すればよかった。
そしたら彼も懐かしい面々と会えたかもしれないのに。
「夏生は仕事で来られなかったんだねって、みんな納得してたよ」
「そっか」
「真木先輩も会いたがってた。あ、写真見る?」
肩にかけていたバッグからスマホを取り出し、先ほどのパーティーで撮った写真を彼に見せた。
「お。真木先輩、相変わらずイケメンだな」
夏生が身を寄せてスマホを覗き込んできたため、顔の距離がぐっと近くなった。
それを過剰に意識した私は、徐々に頬が熱くなってくる。
「知らなかったの? パーティーの連絡、夏生のところにも来てたでしょ?」
当然のように尋ねてみたけれど、彼は目を見開いたまま、信じられないと言わんばかりに首を横に振った。
「連絡来てない」
「ウソでしょ?!」
「俺、嫌われてる?」
夏生が噴き出すように笑ったのを見て、私もつられて笑みをこぼした。
彼と話すと楽しくて、外の寒さとは反対に、心の中が温かくなってくる。
「ごめん。会場でメッセージしたらよかったね」
こんなことなら、「今日は来ないの?」と、あのとき連絡すればよかった。
そしたら彼も懐かしい面々と会えたかもしれないのに。
「夏生は仕事で来られなかったんだねって、みんな納得してたよ」
「そっか」
「真木先輩も会いたがってた。あ、写真見る?」
肩にかけていたバッグからスマホを取り出し、先ほどのパーティーで撮った写真を彼に見せた。
「お。真木先輩、相変わらずイケメンだな」
夏生が身を寄せてスマホを覗き込んできたため、顔の距離がぐっと近くなった。
それを過剰に意識した私は、徐々に頬が熱くなってくる。