アニマルランド!

柳川くんと一緒です⁉︎

一通り説明が終わって、柳川くんがおどろいている。
「へ〜! すごいね! そういうの憧れる!」
「えっと……柳川くんのお家の人がよかったら一緒にやってみる……?」
私がそう言うと、柳川くんはスマホを取り出して、誰かに電話をしていた。
「あっ、もしもし? うん、春野さんと一緒にいて……! 〜〜だから、いい? ありがとっ!」
「えっと……誰?」
「お母さん! 一緒にやるのいいって〜」
柳川くんは手でピースを作って笑顔になった。
「早いねっ……! じゃあ、一緒に手伝ってもらうね! まずは……」
私が、言う前に柳川くんが言った。
「まずはHPをつくろうよ!」
「HP?」
私が首をかしげたら、柳川くんは説明してくれた。
「そう。ネットで、みんなに知らせるんだ。開いてますよ〜って」
「確かにいいね! でもまだ準備ができてないんじゃ……」
「僕たちがしゃべってる間にできてるよ?」
「……へ?」
私がまた首をかしげると、柳川くんは指をさした。
「ほんとだ……!」
そこには、種類ごとに檻に入れられていて、その檻が、ざっと10個……いや20個はあった。
すごい……!
私たちがこうやってしゃべってる間に……!
これならHPもすぐ作れそう!
HPって言えばまずは定休日とか、紹介とかだよね?
ていうか、動物ちゃんたちに名前つけなくちゃ……!
ーーカタタタタッ……カタタタタッ……。
ん? 何の音っ……?
「ねえ柳川くん、何の音? って、もうHP作ってるの⁉︎」
「あはは……早く作りたくて……てか、できたよ?」
「早いね……⁉︎」
私たちの笑い声が動物園内にひびいた。
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