メロンクリームソーダトライアングル
小動物カフェデート
☆紅亜side☆
いつもニコニコの奴ほど、心の中で何を思っているかわからない。
俺といる時の若葉が本当に楽しんでいるのか、不安でたまらない。
プライド人間の俺は、相手を喜ばせたいときほど冷たく吠えてしまう情けない癖がある。
病室では言えたのにな、若葉のことが心配でたまらなかったって。
若葉の記憶がない期間中に俺たちが付き合いだしたというのは、真っ赤なウソ。
そんな安易なウソ、すぐに見破られると思った。
スマホのメッセージアプリを開けば、甘音との甘ったるいカップルトークがびっしりだろうし。
バレた時はバレた時。
『こんな単純なウソに引っかかるなんて、清らかな湖に住む天使かよ』と暴言を吐き、若葉から距離を置こうと思っていた。
が、パスワードがわからずスマホが開けないらしい。
どうせ甘音にちなんだ数字やアルファベットの羅列だろう。
幼いころからずっと、一方的に仕掛けていた恋の勝負で甘音に負け続けている。
若葉が俺を恋人だと思い込んでいる今が最後のチャンスだ。
どうにかして心底俺に惚れさせたい。
「うわぁ、かわいい動物がいっぱいだ」
いつもニコニコの奴ほど、心の中で何を思っているかわからない。
俺といる時の若葉が本当に楽しんでいるのか、不安でたまらない。
プライド人間の俺は、相手を喜ばせたいときほど冷たく吠えてしまう情けない癖がある。
病室では言えたのにな、若葉のことが心配でたまらなかったって。
若葉の記憶がない期間中に俺たちが付き合いだしたというのは、真っ赤なウソ。
そんな安易なウソ、すぐに見破られると思った。
スマホのメッセージアプリを開けば、甘音との甘ったるいカップルトークがびっしりだろうし。
バレた時はバレた時。
『こんな単純なウソに引っかかるなんて、清らかな湖に住む天使かよ』と暴言を吐き、若葉から距離を置こうと思っていた。
が、パスワードがわからずスマホが開けないらしい。
どうせ甘音にちなんだ数字やアルファベットの羅列だろう。
幼いころからずっと、一方的に仕掛けていた恋の勝負で甘音に負け続けている。
若葉が俺を恋人だと思い込んでいる今が最後のチャンスだ。
どうにかして心底俺に惚れさせたい。
「うわぁ、かわいい動物がいっぱいだ」