ハル
そんなにジロジロ見られると居心地が悪くなってしまう。
私が身じろぎをすると院長先生がパッと笑顔になった。
「あらそうなの! それで、こっちのロボットは笠原さんのお宅のロボット?」
「ハルです。よろしくお願いします」
ハルがお行儀よくお辞儀をしている。
それにしても笠原という名字ですぐに理解してくれるんだから、さすがおじいちゃんだ。
「子どもたちにお土産を準備したんです。入ってもいいですか?」
諒が来がけに寄った駄菓子屋さんでの戦利品を見せて言う。
「もちろん、大歓迎よ」

☆☆☆

小さな子どもたちに一斉に囲まれる諒を見て私は立ち尽くしてしまった。
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