ハル
じっくりと聞けばなにかわかってくるかもしれないと思ったからだ。
「ハル、ちょっと大丈夫!?」
思わず声が大きくなる。
部屋の電気をつけて近づくと、ハルは今目を覚ましたという様子でこちらを見つめた。
「真子ちゃんおはよう。今日は早いね」
「ハル、大丈夫? なんともない?」
ハルは小首をかしげて「なんともないよ?」と答えるのだった。

☆☆☆

ハルはなんともないと答えたけれど、夜中に突然あの暗号をつぶやき始めるのは普通ではない。
翌日、私と諒はハルを連れて早めに祖父の家に来ていた。
「ハル、タイムマシンの隠し場所はどこ?」
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