ハル
「おかしいな。最初の数字は座標だと思ったんだけどな」
座標だとしてもその場所は海の上なんておかしい。
ここは日本の片田舎なのだから。
それともおじいちゃんは海の中にタイムマシンを隠したとでも言うんだろうか?
ちょっと想像できなくて考え込んでしまった、そのときだった。
ポケットに入れていたスマホが震えて画面を確認した。
こんな時間には珍しく愛からもメッセージが入っている。
《愛:ロボットを直接見たくて来ちゃった!》
そんな文章と一緒にこの前降り立った無人駅の写真が添付されている。
私はギョッと目を見開いてそれを見つめた。
「どうかした?」
「ごめん。友達がこっちの駅まで来たみたいなの」
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