ハル
窓の外はまだ真っ暗だ。
「タイムマシンを狙ってるやつかもしれない。すぐに行こう」
諒の言葉をようやく理解したかのように、ハルは静かになったのだった。
☆☆☆
幸いあの騒音でも柴田さんは起き出していなかったので、私と諒はこっそり家を抜け出すことができた。
静かになったハルはひとまず留守番だ。
相手がタイムマシンを狙っている連中だとすれば、ハルの存在も知られないほうがいい。
夜中だと言っても外はまだムッとする暑さが残ってた。
少し走るだけで汗がじっとりと滲んでくる。
「車が止まってる」
おじいちゃんの家の門は開いていて、中に見覚えのない黒い車が止まっていることに気がついて呟いた。
「タイムマシンを狙ってるやつかもしれない。すぐに行こう」
諒の言葉をようやく理解したかのように、ハルは静かになったのだった。
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幸いあの騒音でも柴田さんは起き出していなかったので、私と諒はこっそり家を抜け出すことができた。
静かになったハルはひとまず留守番だ。
相手がタイムマシンを狙っている連中だとすれば、ハルの存在も知られないほうがいい。
夜中だと言っても外はまだムッとする暑さが残ってた。
少し走るだけで汗がじっとりと滲んでくる。
「車が止まってる」
おじいちゃんの家の門は開いていて、中に見覚えのない黒い車が止まっていることに気がついて呟いた。