ハル
きちんと畳まれた布団は真っ白で清潔感があり、ホッと胸をなでおろす。
こういう純和風の家に寝泊まりするのは初めてだから、緊張してきた。
すぐに使う自分の荷物をキャリーバッグから取り出して整理を負えた頃、ドアがノックされた。
「真子ちゃん。うちの子紹介するから開けてもいい?」
「はい、いいですよ」
返事をするとすぐにドアが開いて柴田さんが顔を出した。
今は白いエプロン姿で、ドアが開いたときにふわりとお味噌汁の香りが漂ってきた。
夕飯の準備をしてくれていたみたいだ。
「息子の諒よ」
「どうも、こんにちは」
柴田さんの後から出てきたのは柴田さんよりも少し背の高い男の子だった。
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