ハル
「じゃ、私ちょっとご飯食べてくるから」
そう言い残して部屋を出たのだった。

☆☆☆

食卓に並んでいたのはミートスパとサラダだった。
トマトケチャップの甘酸っぱくていい香りがキッチンに漂ってる。
「真子ちゃんお腹減ったでしょう? さぁ、食べましょう」
柴田さんに促されて席につくと腹の虫がグゥと音を立てた。
隣に座っている諒がクスクスと笑ってこちらを見る。
「ご、ごめんなさい」
よりによって諒にお腹の音を聞かれるなんて!
恥ずかしくてうつむいていると「明日はお弁当を持っていくといいわよ」と、柴田さんが言ってくれた。
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