ハル
「いくら抜けている設定だとしても、そこまで迷惑をかけるのはおかしいな……もしかして、肝心が部分が無くなってるんじゃないか?」
「肝心な部分って?」
「人間でいう霊みたいなさ。コアがない状態なのかもしれない」
「コアがない状態」
つぶやき、ハルを見つめる。
ハルは大切な部分が抜け落ちているから、ここまでドジなんだろうか。
「明日ハルについて調べてみないか?」
その誘いに「えっ」と声が裏返ってしまった。
それはつまり明日はふたりでおじいちゃんの家に行こうということなんだろうか。
心臓が急にドキドキしはじめた。
「楽しみだな、ハル!」
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