ナルシストと恋は de キュン!
「――ということで、兄様を発見しましたので、父上に連絡しておいてください」
「宗志~~っ!」
「まったく……帰ったら父上にメチャクチャ怒られますよ、きっと……」
探偵の一人に連絡して、他の探偵や白宮に連絡を頼んで、今日中に迎えがくることになったらしい。
問題が解決したので、鳴雄サマが帰ると言い出したので、美柑と雛子、そして源もなかは鳴雄サマと一緒に帰ることにした。
「我壱さんが本当の兄様だったら良かったのに……」
「うむ? 何か言ったか、そやつの弟よ!」
「……いいえ、短い間でしたがお世話になりました」
鳴雄サマは一番先に歩き出していたので、弟君の声が聞き取れなったみたい。ちょっとだけさみしそうな表情をしていた弟君はすぐにニコリと笑顔を浮かべ、鳴雄サマや私たちに手を振り、別れを告げた。