愛情ごはんを届けたい ~エリート社長は過労死寸前!? あなたの心と体を私の料理で癒します~
「……相変わらず、咲良ちゃんは手厳しいな」

 そういいながら、ちっとも嫌そうな顔をしていない一織さんは、ポテトサラダをつつく。すると、私と一織さんの間に顔を出した荒木さんが「もっといってやれ」といった。

「こいつが人間らしい生活をしなきゃ、社員も無理をするからな」

 じっとりと一織さんを見る荒木さんが、さらに「さっさと結婚しちまえ」というと、他の社員さんもそうだそうだといって笑った。
 一織さんは、社員さんに恵まれているみたい。それを守るためにも……

「皆さんが健康に働けるよう、これからも一織さんの食生活を管理させて頂きます!」

 はっきりと宣言すれば、会議室は拍手と歓声に包まれた。
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