無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜
湊さんは優しく微笑む。けど指先は容赦なく私の奥深くをかき乱す。
甘たるくて鋭い声がとめどなく口からこぼれる。
たまりかねたように、湊さんが私の耳朶に唇を押し付けた。

「かわいい……千沙、愛してる」
「あっ、あぁ、湊さん……っ」

彼の欲を体いっぱいに受け入れた。
苦しいほどに気持ちよくて、満たされる。

抱きしめられながら突き上げられ、体も心も湊さんでいっぱいになって、私の中で言葉にできない何かが膨らんで弾けた。
涙がこぼれていた。

愛し愛されることは、こんなにも苦しいほどに幸せなのか。
きっと、湊さんだからだ。
ちっぽけな女の子だった私を、出会ったときから優しく見つめてくれた彼だからだ。

湊さんに出会えて私は幸せだ。

「好き、大好きです、湊さんが、大好き……んっ」

あふれでる思いをキスで封じられる。

「だめだ、そんなに好きって言われたら、もう、本当に、抑えが利かなくなる」
「でも言いたいんです。あなたを決して失わないように」
「千沙……」

より奥深く湊さんを感じた。
焼き付けられるような強い快感に頭が真っ白になって、私はただ喘ぎ続けるだけになった。

ただひとつ、心の底から湊さんを愛しているという思いだけを抱きしめながら。
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