無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜
残念ながら暗がりで顔はよく見えなかった。
男の服装は特徴のないどこにでもいるものだった。
ダッフルコートとウールの帽子。
唯一の特徴と言えば、帽子の先端に毛玉がついているくらいだった。
顔が映らなかったのは残念だが、犯行現場はしっかりと抑えられた。
これで状況はかなり進展するだろう、と俺はポジティブにかまえた。
だが、千沙さんは真逆だった。
動画を見た彼女の顔は、蒼白としていた。
男に心当たりがあるのか? と問うと、彼女は少し逡巡したあと、首を横に振った。
「……きっと人違いです」
そう言い残すと、それきり彼女は部屋に籠ってしまった。
想像する以上に状況は思わしくないらしい。
俺は動画をしっかり保存すると、気を引き締めた。
男の服装は特徴のないどこにでもいるものだった。
ダッフルコートとウールの帽子。
唯一の特徴と言えば、帽子の先端に毛玉がついているくらいだった。
顔が映らなかったのは残念だが、犯行現場はしっかりと抑えられた。
これで状況はかなり進展するだろう、と俺はポジティブにかまえた。
だが、千沙さんは真逆だった。
動画を見た彼女の顔は、蒼白としていた。
男に心当たりがあるのか? と問うと、彼女は少し逡巡したあと、首を横に振った。
「……きっと人違いです」
そう言い残すと、それきり彼女は部屋に籠ってしまった。
想像する以上に状況は思わしくないらしい。
俺は動画をしっかり保存すると、気を引き締めた。