私が好きになったのはどっちなの?
「そう見える?」
まあ、こんな美形、みんな放っておかないよね。
病院内でその色気をダダ漏れにさせないでほしい……と思いながら先生を見据えて注意する。
「ええ。その手、ちゃんと洗ってくださいね」
「俺を誰だと思ってる? 天才脳神経外科医、青山蓮だよ」
キメ顔で言って先生はシャワー室を出て救急に向かう。
初等科から大学までずっと女子校だったし、彼氏もいないから男性と話すのは苦手だけど、蓮先生は女性には誰にでも優しいし、初めて会った時も看護師とお楽しみのところを目撃してしまって注意したせいか、普通に話せる。
周囲にも『天才脳神経外科医』と言われている彼は、看護師の名前だってちゃんと下の名前まで覚えていて、本当はもっと尊敬の念を持って接するべきなのだろうが、毎日のように女にだらしないところを見てしまうと、敬う気が失せてしまう。
「あの自信が羨ましい」
ハハッと苦笑いしながら私もシャワー室を出ると、また先輩ナースと共に受け持ち患者の検温、オムツ交換、体位交換と決まったスケジュールをこなしていく。
「私は足を持つから、水森さんは背中の下に手を置いて」
まあ、こんな美形、みんな放っておかないよね。
病院内でその色気をダダ漏れにさせないでほしい……と思いながら先生を見据えて注意する。
「ええ。その手、ちゃんと洗ってくださいね」
「俺を誰だと思ってる? 天才脳神経外科医、青山蓮だよ」
キメ顔で言って先生はシャワー室を出て救急に向かう。
初等科から大学までずっと女子校だったし、彼氏もいないから男性と話すのは苦手だけど、蓮先生は女性には誰にでも優しいし、初めて会った時も看護師とお楽しみのところを目撃してしまって注意したせいか、普通に話せる。
周囲にも『天才脳神経外科医』と言われている彼は、看護師の名前だってちゃんと下の名前まで覚えていて、本当はもっと尊敬の念を持って接するべきなのだろうが、毎日のように女にだらしないところを見てしまうと、敬う気が失せてしまう。
「あの自信が羨ましい」
ハハッと苦笑いしながら私もシャワー室を出ると、また先輩ナースと共に受け持ち患者の検温、オムツ交換、体位交換と決まったスケジュールをこなしていく。
「私は足を持つから、水森さんは背中の下に手を置いて」