私が好きになったのはどっちなの?
「ここで油を売ってていいんですか?」
「遊んではいないでしょ。ところで花梨はさあ、ドイツに興味ある?」
突然そんな質問をされ、思わず変な声が出る。
「は? 旅行なら行ってみたいとは思いますが、親に借金して看護学校に通ったので、そんな余裕はありません」
お金を貯めて返さないと。
「ふーん、じゃあ、ドイツで働くのはどう?」
ルカ先生が質問を変えてきたけど、考えるまでもない。
「語学力がないので無理ですね……って、ルカ先生、いい血管してますね」
不意にルカ先生の腕が目に入り、じっと見てしまう。
「え? 腕じゃなくて血管?」
ルカ先生に驚かれたけど、これは私が待ち望んでいた血管だ。
「細くて、薄くて……注射しにくそう。是非注射させてください」
いい獲物を捕まえたとばかりに笑みが込み上げてくる。
「なんか怖いんだけど、でも、蓮が見たら顔を顰めそうだから腕を貸してあげてもいいよ」
「ありがとうございます!」
「遊んではいないでしょ。ところで花梨はさあ、ドイツに興味ある?」
突然そんな質問をされ、思わず変な声が出る。
「は? 旅行なら行ってみたいとは思いますが、親に借金して看護学校に通ったので、そんな余裕はありません」
お金を貯めて返さないと。
「ふーん、じゃあ、ドイツで働くのはどう?」
ルカ先生が質問を変えてきたけど、考えるまでもない。
「語学力がないので無理ですね……って、ルカ先生、いい血管してますね」
不意にルカ先生の腕が目に入り、じっと見てしまう。
「え? 腕じゃなくて血管?」
ルカ先生に驚かれたけど、これは私が待ち望んでいた血管だ。
「細くて、薄くて……注射しにくそう。是非注射させてください」
いい獲物を捕まえたとばかりに笑みが込み上げてくる。
「なんか怖いんだけど、でも、蓮が見たら顔を顰めそうだから腕を貸してあげてもいいよ」
「ありがとうございます!」