負け犬のメイサちゃんは100日後に本当の恋を知る
01月04日、日曜日
三が日が終わったら、今日から部活!
休みの間に体が鈍ったり固くなったりしてるから、今日はストレッチと走り込みがメイン。
休憩中、次のメニューを確認していたら、手元が暗くなった。
見上げると須藤が後ろから覗き込んでいる。
手にデカいジョウロ持ってるから、向こうも部活だろう。
「おはよ、先輩。今日で26日だけど……なんだよ、その顔」
「いきなり近くてびっくりした」
「なに、昨日のデート思い出した?」
「そ、そんなんじゃ……そうかも」
昨日の映画デートはドキドキさせられっぱなしだった。
ポップコーン食べさせられたり、ドキドキするシーンで手つながれたり。
「珍しい、素直じゃん」
「須藤相手に維持張っても仕方ないもん。それに、ここで違うって言うの、かわいくないでしょ」
「やっとわかってきた?」
「あとね、私、恋愛映画好きみたい。また行きたいな」
一人で映画館に行く勇気はないし。
友達も映画好きな子いないし。
須藤は目をパチっと見開いてから、頷く。
「いいけどさ。また、昨日みたいにしてもいいんだ?」
「ば、ばか。いいよ」
頷くのと同時に、先生がホイッスルを吹き鳴らした。
「じゃ、観たいのあったら教えて」
須藤は私の頭をくしゃっと撫でて去って行った。
私、すっかりほだされてる。
休みの間に体が鈍ったり固くなったりしてるから、今日はストレッチと走り込みがメイン。
休憩中、次のメニューを確認していたら、手元が暗くなった。
見上げると須藤が後ろから覗き込んでいる。
手にデカいジョウロ持ってるから、向こうも部活だろう。
「おはよ、先輩。今日で26日だけど……なんだよ、その顔」
「いきなり近くてびっくりした」
「なに、昨日のデート思い出した?」
「そ、そんなんじゃ……そうかも」
昨日の映画デートはドキドキさせられっぱなしだった。
ポップコーン食べさせられたり、ドキドキするシーンで手つながれたり。
「珍しい、素直じゃん」
「須藤相手に維持張っても仕方ないもん。それに、ここで違うって言うの、かわいくないでしょ」
「やっとわかってきた?」
「あとね、私、恋愛映画好きみたい。また行きたいな」
一人で映画館に行く勇気はないし。
友達も映画好きな子いないし。
須藤は目をパチっと見開いてから、頷く。
「いいけどさ。また、昨日みたいにしてもいいんだ?」
「ば、ばか。いいよ」
頷くのと同時に、先生がホイッスルを吹き鳴らした。
「じゃ、観たいのあったら教えて」
須藤は私の頭をくしゃっと撫でて去って行った。
私、すっかりほだされてる。