秘密な恋愛
その日の夕方。

あの記事は
ハルの事務所側から
“完全否定”はしたものの

SNS上では
“ハルくん復縁するのかな”

“2人お似合いだもんね”

“復縁ってかもう付き合ってるとか”

そんな声が飛び交う。


仕事の休憩中。
ハルはプライベートではない仕事用のスマホから
誰かと電話をしていた。

「あの記事流したの、お前だよな」

『記事?私だって証拠ないでしょ。ハルくん、否定してるけどさ。···周りの声は、私たちを求めてるでしょ?』

「んなこと知るかよ。··いい加減にしろよ。花菜」

『ハルくんは分かってない。私といた方がいいって。』

まだ強がる花菜。

「··それは、お前だけだろ」
そういい、電話を切った。
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