秘密な恋愛
「前の記憶も大事だけどさ。」
ゆっくり、話しをする佑陽。

「俺は。今の芽依との思い出を、大事にしたい」

「佑陽くん··」

「それに。」
佑陽は芽依に視線を向け

「ちゃんと、俺が覚えてる。」
芽依をみつめる愛おしそうな表情の佑陽に
キュ··
と芽依の胸は 跳ね上がる。

「芽依の表情も。俺に言ってくれた言葉も全部。」

(でも···)

「私は··佑陽くんがくれた言葉。忘れたんだよ?」

「そんなの。何度だって、言ってやるよ」

佑陽のくれる言葉が嬉しく、
でもどこかくすぐったく。

「ずるいよ、佑陽くん··」

「は?なんで?笑」
思わず、ふと笑う佑陽。

「そんな事言われたら··佑陽くんに甘えちゃうよ···」

ドキ··と 鼓動がなる佑陽。

(可愛いすぎだろ··)

芽依が可愛く、 ふと視線を逸らす佑陽。

「甘えたらいいだろ、たくさん」

「··いいの? 」
少し遠慮がちに呟く芽依。

「いいもなにも。それが彼女の特権じゃねぇの?」

(どうしよ··)

嬉しすぎて
その表情を隠しきれない芽依。


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