秘密な恋愛
そして土曜日。
「おじゃましまーす」
朝早くから芽依の家にきた由奈。

「はいっ芽依はここ座ってね」
「由奈··?」

由奈はさっそくメイクセットを広げ、
芽依にメイクをし始める。
芽依はただ、されるがまま。



そして···
「はいっ!出来たよ〜っ」
鏡をみると可愛くメイクされてる姿が映る。

「わぁ··!私じゃないみたいっ」

派手じゃないのに いつもと違う、
少し大人っぽいメイクに
フワッと巻かれた髪型。
可愛いヘアアクセサリーもついていた。

「私からの誕生日プレゼントねっ」
「誕生日··」

はっとする芽依。
「私今日、誕生日だ!」

「嘘でしょ··?」
“忘れたの?”
と言っている表情の由奈。

「だから今日なの?デート」
「そうだよっ?!」
思わず、笑う由奈。

「ねぇ、どうしよう!」
「佑陽くんに任せなよ笑。ほら、もうすぐ来るんじゃない?」

そういい、
“じゃあ私いくね”
と由奈は芽依の家をでると

「あ、佑陽くん」
「おはよ··」

なんで芽依の家に
由奈がいるのか 不思議そうにする佑陽。

「佑陽くん、驚かないでね?」
と楽しそうにしながら 由奈は帰った。

(驚かないで··?)
そう思いながらも佑陽は
玄関のチャイムを押した。

「はーい」
出たのは芽依のママ。

「おはよう、佑陽くん」
「おはようございます。」

「芽依ー、佑陽くんきたわよー」

“すぐくるからね、”
と芽依のママは言い、キッチンへと戻る。

2階から 駆け下りてくる芽依。

「おはよ、佑陽くん」

「おはよ。···っ」

ふと顔をあげると

ドキ···
佑陽は 一瞬、言葉を失う。

(可愛い過ぎ···だろ)

固まる佑陽。


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