秘密な恋愛
「佑陽くん···?」

(そういうことか、驚くなって···)

先程の由奈の言葉を思い出した佑陽。

「変···かな?」

少しだけ不安そうにする芽依。

「··いや、そうじゃなくてさ。」

佑陽は片手で自分の口元を隠しながら

「可愛いすぎる」
とぽつりと呟く。

「···っ」
その言葉に顔を赤くする芽依。


「芽依、今日外行かねぇとだめ?」

「えっ?」

「見せたくねぇ···」

余裕のなさそうな佑陽に 思わず、
くすっと笑う芽依。

「笑うなよ··」
「だって。佑陽くん、困ってる顔してるから」

「··してるよ。」


そして
“行くぞ”
と芽依の手を取り外へと出た。


外は
12月だというのに
ポカポカと暖かく、デート日和。
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