秘密な恋愛
​「あのね、私···頑張るっ。 だから···」
緊張した声で、精一杯
佑陽に伝える芽依。


「芽··依··」

芽依の発言に、
言葉がでない佑陽。

キュ···と布団を握りしめる
芽依の震える手。
そんな芽依が愛おしくて。


​「無理すんな。···前にもさ、芽依同じようなこと言って、顔真っ赤にしてパンクしそうになってたけど?」

​(前にも?)

その言葉に、芽依の胸がトクンと跳ねる。
記憶はなくても、やっぱり自分は同じことを考えていたんだと、どこか恥ずかしく。
でも嬉しくなる。


​「俺は、今の芽依のペースに合わせたい。だから、焦らなくていいよ」
そう言って、佑陽は芽依を
優しくそっと抱きしめた。

どこまでも自分を大切してくれる佑陽の深い優しさ。それが本当に嬉しくて、愛おしくて。
芽依の胸の奥から熱い感情が溢れ出す。

​(でも···私···もらってばかり···)

芽依は佑陽のシャツをきゅっと掴むと、
無意識なのか
上目遣いで佑陽を真っ直ぐに見つめた。
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