秘密な恋愛
第2校舎。

​(このまま、誰も来なかったら···)

​人影のない校舎。
芽依の胸には少しずつ不安が
積み重なっていった。



​一方。必死の思いで芽依を探し回る佑陽。

​(あと探してない場所って···)

​ふと、ほとんど使われていない第2校舎が視界に入る。


​「まさかな···」


​静まり返った校舎の中に足を踏み入れ佑陽。

焦りを抑えながら、
一室一室扉を開けて確認していく。


​(芽依···)


​その時、廊下の奥にある資料室のドアに
一本の古い棒が挟まるように倒れているのが佑陽の目に留まった。




​
​一方、部屋の中の芽依は。


​(逃げ出した罰··なのかな)

​そう思うとぎゅっと胸が苦しくなり、
その場にしゃがみ込んでしまう。

​「佑陽くん···っ」

​今にも泣き出しそうな震える声で
ぽつりと呟いた






その時。
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