ずっと夢を見ていたかった

第11話 ゆり奈

私はゆり奈。

大学1年生。
堅苦しい両親の元で育った。

最近知ったけど、将来結婚する相手は
両親が勝手に決めてるらしい。

ナントカ冬馬?っていう
ナントカって政治家の息子らしい。
私は将来政治家の妻になるらしい。

絶対に嫌だ。
いつか家を出て自由に暮らしてやる!

それが私の夢だ。



その日はバスに乗っていた。
バスは事故に遭った。
強い衝撃の後、私は気を失った。
私は死んだ…?


目を覚ましたら、私は麻由夏という
女の子になっていた。

麻由夏は天涯孤独だった。
私は麻由夏として生きることにした。


ごめん麻由夏。
私は自由だ!!!
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