君が好き
ほんっとにそうです‼︎
「でも君は病院の進行状況が良くない。だから20分歩いたくらいですぐ疲れてしまうし頭も痛くなると思うんだ。」
たしかに、最近体育でもちょっと運動しただけですぐ頭が痛くなってたんだよね。
「だからこの病院で激しすぎない運動もできるし、ちゃんと宿題だってできる。」
そうだけど、実梨と遊ぶのが楽しいんだよね。
どっか行ったりするのも、一緒にお弁当食べたりするのもさ。
「だからここでやれることはやっていいよ。ただうるさくしすぎないように。」
先生は余命が短い私のことを気遣ってくれてるんだね。
「もう一つ約束があります。絶対病院の許可なく病室から出ないでくださいね。」
え、それ厳しくない?
「それだけです。これからよろしくお願いしますね。」と言って先生は他の病室へ行ってしまった。
何それ!あっさりすぎない⁉︎
ちょっとピキピキしてると看護師さんが私の肩に手を置いて微笑んだ。
「部屋に行きましょう。」
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