クールな秋くんと絆される咲菜ちゃん
「ねぇ、遊んで帰ろうよ!」

仁朗が、秋鷹達に声をかけてきた。

「咲菜、どうする?」
秋鷹が咲菜に問いかける。

「せっかくだし、遊びたい!」

「ん、わかった」

アミューズメントパーク内で遊ぶことになり、秋鷹達はボーリングに向かった。

仁朗が纏めて、受付を行う。
「えーと…ちょうど10人だから……
5・5で、2レーンにするか!
みんな、登録名適当にするから。面倒だし」

「こうゆうの、ジロが適任よね(笑)」
小百合が率先して動く仁朗を見て、感心したように言う。

「フフ…だね(笑)」
「まぁ、時々ウザいけどね」
微笑み賛同する咲菜と、淡々と答える秋鷹。

そして、仁朗が戻ってきた。
「よし!一番端の①と②ね〜」

秋鷹と咲菜は、仁朗と小百合、あとレイヤの5人でゲームをすることになった。

すると仁朗が、秋鷹達四人を見据えた。
「よし!
みんなで、勝負しない?」

「は?」
「勝負するも何も、これが勝負だろ?」
秋鷹とレイヤが、首を傾げる。

「だからぁ!
負けた奴が、4人分のコーヒー奢る!
この程度なら良いだろ?」

「まぁ…その程度なら…」

そして、ゲームが始まる。
仁朗、咲菜、秋鷹、レイヤ、小百合の順に投げる。

咲菜以外は、いい成績をたたき出していた。

「咲菜、頑張れ!」
落ち込む咲菜を秋鷹が慰める。

「うん…」

しかし、上手くピンが倒れず………
結局、咲菜が5位になった。

「はぁ…
頑張ったんだけどなぁー(笑)」

「うん、咲菜頑張ってた!」
小百合が微笑み、頭を撫でる。

「とりあえず、コーヒー買ってくるね!
確か、外にあったよね?キッチンカー」

「咲菜!俺もついてく!」
秋鷹が咲菜に微笑んだ。

「でも、ここ飲食禁止じゃん!
外出ようぜ!」
レイヤも立ち上がり、隣のゲームが終わるのを待って結局みんなで一度ボーリング場を出た。

「――――そっちも勝負してたんだ(笑)」
隣でゲームしていた同級生達の中からの5位の同級生に言われ、咲菜とその同級生の二人でキッチンカーに向かった。
当然それを、秋鷹もついていく。

「てか、本気で咲菜に払わすの?」
秋鷹達がキッチンカーに行くのを見届けて、レイヤが仁朗に言う。

「は?」

「仁朗はさ。
秋鷹に払わしたかったんだろ?」

「え?」

「バレバレ(笑)
仁朗、まだ咲菜のこと諦めてないの?」

「諦めてはいるよ?
咲菜は、アキしか見てないしね(笑)」

「じゃあ…秋鷹を敵視するの、もうやめろよ(笑)」

レイヤが、困ったように笑いながら言った。


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