天使と悪魔~私、ヤクザの愛人になりました~
俺を名指しで指名してくるあたり、四霊が普通じゃないことは分かった。


大地のことは守ってやりたい。だが、今いる亜魔野組の奴らを見捨てるわけにもいかない。


四霊にうちの領域を渡したら犯罪行為が増えることは目に浮かぶ。だが俺がしくれば大地が殺される。


「ご存知の通り俺が亜魔野心です。あなたは四霊組の会長ですよね?端的におっしゃってください。うちの組と仲良くする気があるのか、戦争したいのかを。」

「何、ちょっとばかり領土を分けてくれればいいんだよ。警察とも手を組んでいるんでしょう?捜査網をかいくぐれればいい、領土を借りる分稼ぎは分けましょうや。」
「薬物、拳銃密輸、他にはどんな商売をなさるんでしょうかね?それに堅気の人間を大勢まきこんだ。その件はどうやって償うおつもりですか?」

「人が死のうが生きようが関係ない。邪魔なら殺す、利用できれば利用する。人間なんてそんなものでしょう。」
「それなら交渉は決裂です……俺のスマホのGPSを警察に送りました。時期に警察が到着するでしょう。四霊組は法によって裁かれる。」

「そんなことはありえない……こちらには人質がいるんだからな。」


すかさず銃をかまえるが、発砲する前に大地が人質に取られた。


「簡単なことじゃないですか、領地を貸してくれればいいんですよ、そうすればもう善良な人間は巻き込ませんよ。」
「俺はたしかにヤクザです……でも、信念を曲げる気はありません。言葉で通じないなら武力で争いましょう。」



銃を四霊の会長へと向ける。大地を殺すわけにはいかない。だが……


ドン


「くっ……。」



俺が会長の腕を狙い撃つと再び銃撃戦が始まった。急いでさがるが、盾となるものがなくかなり不利な状態。



「京子、光、可能な限り撃ち込め!」
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