天使と悪魔~私、ヤクザの愛人になりました~
亜魔野さんの合図で保守人たちを次々と撃つ。幸い保守人(ボディガード)たちは銃の扱いが下手だ。遠慮なく頭部を撃ちぬいていく。

「くそ、キリがない……。」


弾丸ものこりわずか……ここは賭けに出るか……?


「兄貴、クズどもを頼む!」



銃を捨て会長に向かって走り出す。私は武器がない方が有利。相手が銃を捨てないなら、その腕をへし折るまでだ。


ドン ドン ドン

「地獄に堕ちろ――!」


絶え間なく放たれる銃弾が私の身体をかすめる。何があっても大地を守るんだ。天のために。


「大地、伏せろ――!」



会長に横切りをくらわせる。腕の力が緩んだと共に大地の腕を引っ張る。



「下がって銃をかまえろ!」


人なんて傷つけたくない……殺したくなんかない。だけど仕方ないんだ……ヤクザの世界だけじゃない……この世界には優しさなんてものはない。生きるか殺されるかだ。



私は死なんて恐れない……亜魔野組のために今日、死んでやるよ。


「くたばれ、じじいーーー!」
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