天使と悪魔~私、ヤクザの愛人になりました~
「おはようございます。」


いつも通り早く起きて皆さんに挨拶をすると、光さんが暗い顔をしていました。お忙しそうですし、無理されてないといいんですけど……


「光さん、顔色が悪いけど大丈夫ですか?」
「ああ……。ちょっと風邪を引いただけだ。」

「無理…しないでくださいね。心さんも皆さんも心配ですよ。」


「お前も心配してくれるのか?」
「へ……?」

「いや、何でもない。今日は心さんと夜まで仕事詰めだから、家で大人しくしてろ。」



そう言って去り際に私の手の中に何かを入れる光さん。人目がないところへ行き手のひらを開くと、小さなメモが入っていました。



【今夜、俺の部屋に泊まってくれないか?】



これって、夜伽のレッスンということでしょうか…?ですが夜だと心さんにバレてしまいそうです……なんと言えばいいんでしょう……



メモの下の方を見ると追伸が書いてありました。


【心には俺から伝えておくから、お前はただ俺の手伝いをするだけだと言えばいい。】




私が嘘つけないの分かってくれてるんですね。今はまだ心さんに本当のことを言えませんが、光さんの力を借りて心さんを満足させたいです。
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