Good day ! 5
『JW185. Wind 070 at 12. Runway 08 Right. Cleared for takeoff.』
「Runway 08 Right. Cleared for takeoff., JW185」
恵真の声は、いつも気持ちを落ち着かせてくれる。
「よし。行こう、恵真。Cleared for takeoff」
「はい、お願いします。Cleared for takeoff」
恵真とのコールは、誰よりもやりやすい。
なにもストレスを感じることなく、スムーズにやり取りできる。
同じ呼吸、同じ感覚、同じ気持ちを共有する、唯一無二の存在。
誰よりも信頼し、心から愛する人。
二人でやり遂げよう、この大切なフライトを。
大和はスラストレバーをゆっくりと押し進めた。
動き出した機体が滑走路の上を加速するにつれて、わくわくと心が躍る。
それはきっと、飛行機に憧れて空を見上げた子どもの頃のまま。
対気速度計が80ノットに達した。
「Eighty」
恵真のコールに大和が応える。
「Checked」
やがて離陸決心速度に達した。
「V1」
この先はもう飛び立つしかない。
大和の右手がスラストレバーから離れた。
「Rotate」
ゆっくりと大和が操縦桿を引き、機首が空へと引き上げられる。
空に浮かび上がる瞬間。
なによりも好きなこの一瞬。
それは初めて空を飛んだ訓練生の時から変わらない。
「Positive rate」
「Gear up」
「Roger. Gear up」
ギアが無事に格納され、管制官から交信が入る。
『JW 185. Contact Departure. Good day!』
「Contact Departure, JW 185. Good day!」
交信を終えた恵真に、大和はサムアップして笑いかけた。
「Good day! 今日も良い日でありますように」
恵真も、翼も舞も、サムアップで答えた。
「Good day!」
「Runway 08 Right. Cleared for takeoff., JW185」
恵真の声は、いつも気持ちを落ち着かせてくれる。
「よし。行こう、恵真。Cleared for takeoff」
「はい、お願いします。Cleared for takeoff」
恵真とのコールは、誰よりもやりやすい。
なにもストレスを感じることなく、スムーズにやり取りできる。
同じ呼吸、同じ感覚、同じ気持ちを共有する、唯一無二の存在。
誰よりも信頼し、心から愛する人。
二人でやり遂げよう、この大切なフライトを。
大和はスラストレバーをゆっくりと押し進めた。
動き出した機体が滑走路の上を加速するにつれて、わくわくと心が躍る。
それはきっと、飛行機に憧れて空を見上げた子どもの頃のまま。
対気速度計が80ノットに達した。
「Eighty」
恵真のコールに大和が応える。
「Checked」
やがて離陸決心速度に達した。
「V1」
この先はもう飛び立つしかない。
大和の右手がスラストレバーから離れた。
「Rotate」
ゆっくりと大和が操縦桿を引き、機首が空へと引き上げられる。
空に浮かび上がる瞬間。
なによりも好きなこの一瞬。
それは初めて空を飛んだ訓練生の時から変わらない。
「Positive rate」
「Gear up」
「Roger. Gear up」
ギアが無事に格納され、管制官から交信が入る。
『JW 185. Contact Departure. Good day!』
「Contact Departure, JW 185. Good day!」
交信を終えた恵真に、大和はサムアップして笑いかけた。
「Good day! 今日も良い日でありますように」
恵真も、翼も舞も、サムアップで答えた。
「Good day!」