29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
ノリで付き合う、というのもレイナにはよくわからない。

「別に大きな喧嘩とかしたことなかったから、そこそこうまくいってると俺は思ってたけど、向こうは違ってたんだよね。それが発覚したのが、ロースクールに入ってから。彼女は俺が大学卒業して就職しなかったのが気に入らなかったみたいなんだよね。次第に会う頻度が減っていって、連絡も来なくなって、最後には向こうから別な人と付き合ってますから別れてくださいって、一方的にメールが来て、それでおしまい。俺は別れる気なんか更々なかったから、結構へこんだよね」

自分がそんなメールを受け取ったら、どんな気持ちになるのだろうか、とレイナは感傷に浸ってしまった。

「後から人づてに聞いた話だと、彼女の田舎のご両親が結婚を急かしてたみたいなんだよね。それで俺は愛想を尽かされたってこと。彼女は大手の商社に就職して、その社内で相手を見つけたらしい。最後に会った時にやけに高そうな服着てるし、化粧も厚くなって、高級ブランドの鞄提げてたから、あれは全部その新しい相手からのプレゼントだったんだろう、って俺は推測してるよね」
< 130 / 254 >

この作品をシェア

pagetop