29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
華恵にも田森にも、大学時代の友人にも、伝えてなかった我が家の秘密を。
「お姉さんの十七歳の時の子ってこと?」
さすが藤川だ。計算も速ければ、察しもいい。
「恥ずかしながら。正確には姉は一月生まれなので、出産時は十六でした。妊娠がわかった時、姉は相手とはすでに別れていたみたいで、未婚のまま産みました。そもそもその相手は当時、姉と同級生だったので、まだ婚姻年齢にも達してなかったようですが」
ずっと柔らかかった藤川の表情が明らかに硬くなっている。
「姉は高校を中退して、実家のマンションで子育てを始めました。これから行く私の家です。そのまま二十五歳で現在の夫と結婚するまで、姉は一度も働かず、両親を頼って実家で生活してました。代わりに母がパートに出てました。ちょうど私が大学受験する頃が一番、両親にとって金銭的に厳しかったみたいで、私に早くお金を入れて欲しくて、看護学校を薦めたのだと思います」
「そうか。人の家庭事情に干渉はできないけど、それは辛かったとは容易に想像がつくよね」
「お姉さんの十七歳の時の子ってこと?」
さすが藤川だ。計算も速ければ、察しもいい。
「恥ずかしながら。正確には姉は一月生まれなので、出産時は十六でした。妊娠がわかった時、姉は相手とはすでに別れていたみたいで、未婚のまま産みました。そもそもその相手は当時、姉と同級生だったので、まだ婚姻年齢にも達してなかったようですが」
ずっと柔らかかった藤川の表情が明らかに硬くなっている。
「姉は高校を中退して、実家のマンションで子育てを始めました。これから行く私の家です。そのまま二十五歳で現在の夫と結婚するまで、姉は一度も働かず、両親を頼って実家で生活してました。代わりに母がパートに出てました。ちょうど私が大学受験する頃が一番、両親にとって金銭的に厳しかったみたいで、私に早くお金を入れて欲しくて、看護学校を薦めたのだと思います」
「そうか。人の家庭事情に干渉はできないけど、それは辛かったとは容易に想像がつくよね」