29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
その直後、金具を外すような音がした。
それが止むと、目の前がふわっと温かくなった。特に口元が熱っぽい。それまで顔に直撃していた冷房の風が何かに塞がれたのか、急に消えた。
数秒して、またひんやりした空気が、レイナの頬を撫でた。
目を開けると、艶っぽい眼でレイナを見つめる藤川がいた。その唇にはレイナが塗っていた、ピンクのグロスが付着している。
自分が何をしたのか、レイナは瞬時に気づいた。思わず、両手で口を覆った。
「ごめんなさい。化粧品がついてしまいました。今、ティッシュを出します」
足元に置いていた鞄をゴソゴソとあさり、レイナはポケットティッシュを探した。
「いいよ、気にしないで」
藤川はレイナの耳元に顔を寄せた。
「住所を言うのも躊躇うぐらい実家が嫌いなら、マンションの頭金が貯まるまでなんて悠長なこと言ってないで、今すぐ俺がレイナを掻っ攫ってやるよ」
甘くて溶かすような囁き声がレイナの全身を貫いた。
それが止むと、目の前がふわっと温かくなった。特に口元が熱っぽい。それまで顔に直撃していた冷房の風が何かに塞がれたのか、急に消えた。
数秒して、またひんやりした空気が、レイナの頬を撫でた。
目を開けると、艶っぽい眼でレイナを見つめる藤川がいた。その唇にはレイナが塗っていた、ピンクのグロスが付着している。
自分が何をしたのか、レイナは瞬時に気づいた。思わず、両手で口を覆った。
「ごめんなさい。化粧品がついてしまいました。今、ティッシュを出します」
足元に置いていた鞄をゴソゴソとあさり、レイナはポケットティッシュを探した。
「いいよ、気にしないで」
藤川はレイナの耳元に顔を寄せた。
「住所を言うのも躊躇うぐらい実家が嫌いなら、マンションの頭金が貯まるまでなんて悠長なこと言ってないで、今すぐ俺がレイナを掻っ攫ってやるよ」
甘くて溶かすような囁き声がレイナの全身を貫いた。