29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
「友達は相談相手にしかならないけど、俺はレイナの味方。生涯かけてレイナを守るって決めてるから」

レイナは一気に目頭が熱くなった。

「いけません、それは。藤川さんには藤川さんの人生があります。誰かに尽力して、ご自身の人生を犠牲にしてはなりません」

これだけ言うのが精一杯だった。それでも、最後の方は声が掠れてしまった。

「もう決めてる。レイナがなんと言おうと、俺はレイナを守るから」

「どうして...」

「レイナの彼氏だから。レイナを愛してるから」

まずい。このままここにいては、本気で泣いてしまう。

「あまり長いと、不審車両として通報されるといけないので、私はおいとましますね。車、さっきの駐車場に戻されるのですよね?お気を付けてください」

「ありがとう。お疲れ様」

「こちらこそありがとうございました。お疲れ様です」

レイナは車を降りた。藤川はUターンして元来た道を走行して行った。

発進する前には、藤川はレイナに手を振って会釈した。レイナはお辞儀をし、車が完全に見えなくなるまで見送った。
















< 152 / 254 >

この作品をシェア

pagetop