29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
「まあ、そう堅いこと言わないでくださいよ。私が関東女子大学の英文科に行きたかったけど落ちたってそのおばさんに言ったら、おばさんが勝手に話したんですよ」

ビールを片手に持ち、華恵はニヤリとした。

「では本日の本題といきましょうか?」

「はあ?本題って何?今夜は犬の話がメインでしょ」

「またまたぁ。とぼけちゃって。聞かせてくださいよ。藤川さんとのノロケ話」

握っていた箸をレイナは思わず転がしてしまった。

「そんな期待してるような面白い話はないから」

「嘘、おっしゃい。目が泳いでますよ」

こうなったら仕方ない。華恵への贖罪と思って、付き合うしかなかった。

「どうなんですか?今、寂しいでしょう?いなくなっちゃって」

「それどころじゃないよ。りょ...、あっ、藤川さんの案件のフォローをしなくちゃいけなくて、忙しいからさ」

ククク、と華恵は吹き出した。

「先輩、もう気にしないでいいんですよ。藤川さんのこと、いつも呼んでるように言って構わないです」
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