29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
「消えて」

「いいじゃない。嬉しいんだ、私。その人がレイナのこと好きになってくれたことが」

少し間を置いて、レイナはボソリと呟いた。

「...頭いい人かな...、すごく...」

「あっ、やっと認めたね。しかし、どんな人なんだろうね。レイナが頭いいと思うなんて」

レイナは鼻で笑った。

「いくらでもいるんだよ、私より頭いい人なんて」

藤川、田森、田森の息子だけではない。司法修習でもイヤというほど、優秀な人をレイナは見てきた。

「そっか。私は周りはみんな馬鹿ばっかりだから、レイナと倉科先生しか頭いい人なんて知らないんだよ。だってレイナはいつも国語と英語が5ついてたんでしょ?どうやって取ってたんだろうって、私には不思議だったな」

倉科というのは、レイナがバイトをしていた内科の院長である。

「正確には社会も5でした。程度高くない女子校だったんで、別にすごくもないですけど」
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